老人ホームに入るにはいくらかかる？入居一時金と月額費用の平均費用

老人ホームへの入居を検討するときには、入居に必要な費用や月々にかかってくる費用で検討するのも重要です。

そこで今回は、老人ホームの入居一時金と月額費用の平均を解説していきます。

老人ホームに入るにはいくらかかる？平均費用を紹介

上記の表を見ると、老人ホームの施設ごとに入居一時金と月額費用の相場が大きく異なるのがわかります。

これから老人ホームへの入居を検討している方は、老人ホーム入居に必要なお金のことについて知っておきましょう。

ここからは入居一時金と月額費用、そして知っておきたい初期償却について解説していきます。

入居一時金の平均費用は594万円

老人ホームに入居するときに支払う「入居一時金」は、一部の高級老人ホームの影響で平均費用がかなり引き上げられています。

全国相場で見ると平均値が94.7万円、中央値が10.0万円というところが多いようです。

ここで言う中央値とは、データを大きい順から小さい順に並べたときに中央に来る値のことで、平均値のように値の影響を受けにくいのでリアルな平均費用の参考になります。

月額費用の平均費用は 23.7万円

老人ホームに入居してから毎月かかる費用の相場は、おおよそ20万円前後です。

また入居一時金のときも同様ですが、民間施設なのか公的施設なのかによっても費用相場は大きく変動します。

民間施設は入居一時金・月額費用共に高額になる傾向にありますが、公的施設だと両者ともにリーズナブルです。

また老人ホームのお部屋のタイプによっても、月額費用は変動します。

例えば入居一時金が一切かからない公的施設の特別養護老人ホームでは、以下のようにお部屋のタイプによって費用が変動します。

※30日で算出した額面で、利用者負担段階が第4段階の場合

上記費用に食費やサービス料、賃料などが加算される仕組みになっています。

初期償却で月額費用は少し安くなる

老人ホームの初期償却とは、施設に「一時的に預けるお金」のことで、月額費用の一部が入居金から支払われます。

そのため月々の費用が少し安くなりますが、償却期間は老人ホームごとに異なります。おおよそ5〜15年程度と考えておきましょう。

この初期償却費は入居一時金に含まれていて、退去時には返還金が受け取れますが、初期償却費は老人ホーム側のものになります。

まとめ

老人ホームの入居一時金や月額費用を確認するときは、平均値よりも中央値を確認することをおすすめします。

民間施設と公的施設では、入居一時金や月額費用に大きな差があるので、予算に応じて民間か公的施設かを選ぶようにしましょう。

必要に応じて、市区町村役場の福祉窓口やケアマネージャーなどに相談しながら老人ホームを決めることもできます。

株式会社昇永では、シニア総合サポートとして有料老人ホームのご紹介をさせていただいておりますので気軽にご相談ください。

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