ついつい物をため込みがち、捨てられない。
あまり重要ではない買い物をしてしまう。そしてためてしまう。
思い当たることはありませんか?
そんな生活は、部屋の導線が悪くなり、風通しも悪くなり、身体にいい事はひとつもありません。
それどころか、床の面積のほとんどがもので埋め尽くされている期間が長期に及ぶと、そこから床は腐っていきます。
目次
- 家が片付かないとおきてしまう5つの危険な事
- カビがもたらす人への悪影響
- 片付かない部屋の悪循環
- 離れて暮らすご両親の実家が心配な方へ
家が片付かないとおきてしまう5つの危険な事
現在梅雨の真っただ中。だいぶ暑くなってまいりましたね。
湿度が高い日々も続いています。
そんなこれからの季節には、特に注意してほしい家の中の風通し。
お天気が良い日などは、必ず窓を開けて風を入れてあげましょう。
雨の日には除湿器やエアコンの除湿機能も稼働させると良いです。
さて、家の中で物が溢れすぎてしまうと、そんな風通しにも影響します。
風通しだけでなく、様々な弊害をもたらします。
物が多く片付かないと、どのような悪影響があるか、まとめてみました。
- 導線が悪くなり、ますます動かなくなる
- キャパオーバーになり、ますます片付けなくなる
- つまずいて転ぶ、積んでいたものが荷崩れするなど、危険な状態になる
- カビが生えやすい環境になる
- 風通しが悪くなるので床が腐るなど、家が傷む
詳しくお伝えしますと
1.導線が悪くなり、ますます動かなくなる
足の踏み場もないほど物が散乱していたり、積み上げていたりして、家の中での移動の邪魔になると動きづらくなります。
弊社で取り扱ったひどいケースでは、住人の方が食事を作ったり食べたりするスペースや、寝るスペースすら物で埋め尽くされていました。
これは人としての通常の生活が成り立たないほど重症です。
2.つまずいて転ぶ、積んでいたものが荷崩れするなど、危険な状態になる
容易に想像がつくかと思いますが、1の状態になると当然家の中で動きづらくなり、物につまずきやすくなります。
また、積み上げたものが崩れるなどの危険性もあります。
日本は地震の多い国。
もし地震が来たら、高いところから落ちるかもしれない、積み上げたものが崩れるかもしれない。などなどを想定し、安全な住居スペースを確保しましょう。
3.キャパオーバーになり、ますます片付けなくなる
人は片付いたきれいな部屋はキープしたくなるもの。
しかし物が多くなり収納する場所がないと、またはとりあえず置きなどで出しっぱなしがどんどん増えてくると、それが習慣になってしまいます。
そうして、一念発起しないと片付かないレベルにまで物が増えてしまうのです。
4.カビが生えやすい環境になる
物が多くて床が見えないくらいの状況というのは、床や部屋全体にダメージを与えます。
部屋の風通しが悪くなりますし、畳やフローリングは呼吸しているのがふさがれ、湿気をおびてカビが生えてくる、えたいのしれないキノコが生えてくる、なんていうお宅もあります。
万年床にキノコが生えた!なんて話はけっこうあるものです。
虫もわきやすくなります。
5.床が腐るなど、家が傷む。
4のような状態が進行すると、床が腐ります。
こうなると、どれだけ清掃しても元には戻りません。
腐敗が進んでいるので、床の張替えなど、大掛かりな工事が必要になります。
長い間、汚部屋を放置されていた家の片づけをして、やっと床が見えたと思ったら湿気をおびて腐っていた、というケースは多々あります。
ちょっと想像すると怖いですね。
カビがもたらす人への悪影響
カビがもたらす人体への影響についてもう少し詳しく言うと・・・
カビとはそもそも地球上に存在する微生物で、チーズなどを熟成させるために必要なカビもあります。
しかし、ほとんどは人体に悪影響を及ぼすカビです。
大量にまたは継続的に吸い込むことで健康上の被害が現れます。
アレルギー症状として鼻炎や気管支喘息、その他にも肺炎やガンの原因にもなると言われています。
こんな体に悪そうなお部屋に長時間いたら、病気になるのは当然と言えば当然かもしれません。
片付かない部屋の悪循環
掃除も行き届かなくなるので、ほこりもたまりやすくなります。
ほこりも大量に吸い込むとアレルギーや肺炎の原因になります。
ほこりがたまれば、ダニなどの格好のエサになりますから、虫もわきやすいのでますます体に悪い部屋になります。
こうなると、もう人が住んでいられる環境ではありませんね。
汚部屋の多くは、こうした悪循環でどんどん汚染され、やがて床が腐ってしまうこともあるのです。
この状況に危機感を感じて、ご本人やご家族または私たちプロの手によって片付けられればよいのですが、長期間放置されたままの状況のケースも多々あります。
私たちプロが片付けをさせていただくと、すっかり元通りにきれいになるお宅もありますが、長期間物が多く片付けられないまま放置されたお宅は、床が腐るなど家の痛みが進行しており床を張り替えるしかないケースもあります。
物が増えすぎてしまう、片付かない状態がこんなに怖い事とは、驚きですね。
より暮らしやすい、健やかなシニアライフのために、ご自宅を今一度見直してみてはいかがでしょうか。
離れて暮らすご両親の実家が心配な方へ
ここまで片付かないお部屋がもたらす危険性のお話をしてきましたが、わかっていても対策できない様々な事情がある方もいらっしゃるでしょう。
例えば、病気や高齢が原因で上手く体が動かないとか、ゴミ分別が困難というケースはたくさんあります。
ご本人はもはや自覚できないケースもあります。
ご家族が気にしてあげられると良いなと思います。
遠方でなかなか実家の様子がわからない、自分にも家庭や仕事があるから手伝いたいけど手伝えないとお悩みの息子・娘・孫世代の方や片付けなくてはいけないなと感じているけど自分では無理だと感じている方、弊社がお役に立てます。
まずは見守り隊感覚でご実家がどのような状況か見させていただきます。
お気軽にご相談ください。
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