親の実家はどうするべき？有料老人ホーム入居時に解体工事・不動産売買を行う

親が老人ホームに入居したら、親が住んでいた実家をどうしたらいいのでしょうか？

「帰ってくるかもしれないから、しばらく空き家にしておいたほうがいいかもしれない」

このように考えている方が多いと思いますが、実家を維持管理するには大きなリスクを伴います。

そこで今回は、親が有料老人ホームに入居したら実家を不動産売却したほうがいい理由について解説していきます。

親が有料老人ホームに入居する際に実家を売却したほうがいい理由

親が有料老人ホームに入居した際、実家をそのまま空き家にしておくか、それとも不動産売却するか悩んでいる方が多いと思います。

先に結論を言うと、税制面からの理由から、実家は空き家にせずに不動産売却したほうが良いことが多いです。

では、なぜ実家を不動産売却したほうがいいのでしょうか？

家の維持管理費用がなくなる

親が有料老人ホームに入居した後に、実家が空き家になった際は、空き家を維持するための維持管理費用がかかります。

また、何もせずに空き家を放置してしまうと「認定空き家」になる可能性があります。

認定空き家とは、住宅の屋根や外壁、基礎部分に問題があって、倒壊の可能性がある空き家などに対して自治体が定めることができます。

認定空き家になると、固定資産税が最大で6倍になるので、可能な限り避けるためにリフォームなどのメンテナンスが欠かせなくなります。

3,000万円控除を受けられなくリスクがある

マイホームを売却する際は、利益が3,000万円以下であれば税金がかからない「3,000万円特別控除」という特例を受けることができます。

ただしこの特例を受けるためには、「住まなくなってから3年目の12月31日までに売却する」と定められているので、親が有料老人ホームに入居したら速やかに実家を売却したほうがいい大きな理由になっています。

また、空き家のまま親がお亡くなりになった場合、実家を相続する必要があります。

相続する際に、同じく売却価格から最大で3,000万円控除される「相続空き家の3,000万円特別控除」を受けることができます。

しかしこの特例を利用するためには、「相続が開始される寸前まで被相続人が住んでいた」などの条件を満たす必要があります。

不動産を売却した費用を有料老人ホームの費用にスライドできる

有料老人ホームの入所費用は安くはありません。

また、入所後の生活費や医療費のことを考えると、まとまった金額を用意しておいたほうが安心です。

また、余裕を持って実家を売ることで、「入所までに売らなければならない」と不本意な値下げをすることもなく、納得して実家を売ることができます。

有料老人ホームの紹介、不動産売買、解体工事は弊社におまかせください

株式会社昇永は、地域のみなさまに寄り添うサービスをご提供している会社です。

シニアコーディネーター在籍なので、高齢者の方のお困り事を解決できるよう、精一杯サポートさせていただいております。

ここからは、弊社の有料老人ホームのご紹介、不動産サポートについてご紹介させていただきます。

有料老人ホームのご紹介

有料老人ホームごとに、料金体系や介護・医療行為は異なります。

ホームページやパンフレットなどの資料だけでは、それぞれの違いを理解して選ぶのは非常にむずかしいため、弊社では高齢者住宅アドバイザーによるご提案をさせていただいております。

あなたのご希望をお伺いして、最適な有料老人ホームをご紹介できるよう尽力いたします。

不動産サポート

有料老人ホームに入居される際に、お住まいを売却したいという方が多くいらっしゃいます。

弊社では、後悔しない売買契約となるように、しっかりシミュレーションや事前調査を行った上で、売却活動に着手していただきたいと考えております。

また、不動産を解体工事にて更地にした後に土地を売りたいというご要望にもお応えすることが可能ですので、気軽にご相談ください。

まとめ

親が有料老人ホームに入居することが決まったら、税制面のことから実家を不動産売却することをおすすめしております。

弊社では、有料老人ホームのご紹介や、不動産サポートをトータルでご提案させていただいております。

複数の会社に依頼して手続きを済ますよりも、簡単でスピーディーな手続きが可能になっております。

また、高齢者の方のためのシニアコーディネーターが在籍しておりますので、安心してご相談ください。

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