実家がゴミ屋敷化⁉「片づけられない」親の対処法

久々に実家に帰ると、違和感を感じることはありませんか。「なんだか、変な臭いがする」「冷蔵庫の中がカオス!」「あんなにきれい好きだった母が片づけられなくなっている」

場合によっては、すでに実家がゴミ屋敷化していた…というケースもあります。そこで今回の記事では、実家にモノがあふれている場合の対処法をご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。


親の気持ちに寄り添うことが大切

親世代が、モノを捨てることに抵抗を感じるのは、彼らの過去や思い出に対する愛着が強いからだともいえるでしょう。今のように、モノが溢れ、消費することが当たり前ではない世代ですから、いつまでもモノを手元に置いておきたいと考えるのも当然かもしれません。

そのような親世代の気持ちに寄り添いながら、片づけへの意欲を持ってもらうことが大切です。以下に、モノが捨てられない親の対処法をご紹介します。


モノを溜め込む親の5つの対処法

ではここからは、モノが捨てられない親と向き合う際の対処法をお伝えしていきます。


Point1:溜め込むのは、モノを大切にしているからだと理解する

まずは、親世代が生きてきた背景や、モノを大切にする気持ちを理解することが大切です。彼らにとって、物にはそれぞれ思い出や価値があるのです。その感情を尊重しましょう。


Point2:対話を重ねた上で、捨てることのメリットを説明する

不要なものは捨てるという決断をしてもらうには、親とのコミュニケーションが大切です。なぜそのモノを捨てられないのか、どのような思い出や価値があるのかを尋ね、話を聞きましょう。その上で、捨てることのメリットや必要性を穏やかに説明すると良いですね。


Point3:状況を見ながら、一歩ずつ進める

モノが捨てられない親にとって、一度に大量の物を捨てることで、心に大きな負担を抱えることもあります。一気に片づけを進めようとせず、段階的に整理することを心がけましょう。例えば部屋や場所を決めて片づけ始めるなど、少しずつ物を見直し、不要なものを整理することで、親の心の負担も軽減できるでしょう。


Point4:親任せにせず、共同で片づける

「片づけておいてね」「捨てておいて」と親任せにせず、親と一緒にモノを整理することで、心の負担を減らすことができるでしょう。一緒にモノを広げたり、整理したりすることで、思い出を手放し、安心して物を処分できる環境を作りましょう。


Point5:折に触れて、感謝を伝える

親がモノを手放す決意をしてくれたら、あなた自身も、そのモノに対する感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。そのモノが彼らにとって大切なものであったこと、そしてその思い出が永遠に心に残ることを伝えることで、親自身も手放すことを受け入れられるでしょう。


スムーズに進めるためには専門家のサポートも必要

ここまで、モノが捨てられない親と向き合う際の対処法についてお伝えしてきました。ただ、“片づけられない”というのは、老化のひとつの兆候でもあります。

違和感を感じた場合は、認知症の診察を受けるなどの対応も必要です。

また、モノを捨てることに強い抵抗がある場合は、専門家のサポートを検討することも有効です。ハウスクリーニングなどを依頼することで、片づけをスムーズに進めることができるでしょう。


まとめ

今回は、モノが捨てられない親と向き合う際の対処法をお伝えしました。モノを大切にしている世代にとって、モノを捨てるのは大きな心の負担になる場合もあります。必要に応じて、プロのサポートも受けながら進めることも有効です。

また“片づけられない”というのは、老化の兆候のひとつです。違和感があれば、今後の生活の見通しについても、考えておきましょう。

株式会社昇永では、暮らしの中のお困りごとから、有料老人ホームのご紹介、終活に関する法律相談など、シニアの皆さまをお手伝いするサービスを行っています。今の暮らしに不便を感じていたり、今後の生活に不安を抱えている場合は、ぜひご相談ください。心に寄り添うサービスで、シニアの皆さまのお困りごとをサポートいたします。


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