高齢者を守るための詐欺対策【ケアマネージャー・後見人・ソーシャルワーカー向け】

高齢者を狙う詐欺の被害が後を絶ちません。認知機能の低下や社会的孤立から詐欺のターゲットとなりやすい高齢者を守るには、私たち一人一人の意識と行動が欠かせません。

本記事では、高齢者が詐欺被害に遭う背景や手口を解説するとともに、被害を防ぐための具体的な対策について詳しく見ていきます。

ケアマネージャーや後見人、ソーシャルワーカーなど、高齢者支援に関わる専門職の方はもちろん、高齢者を見守る全ての方に参考にしていただければ幸いです。

今回の記事が役立つ方々
  • ケアマネージャー
  • 後見人
  • ソーシャルワーカー
  • 高齢者の家族や周囲の方々
  • 高齢者を見守る地域住民
今回の記事をみると何が解決されるのか
  • 高齢者が詐欺のターゲットになりやすい理由が理解できる
  • 高齢者を狙う代表的な詐欺の手口を知ることができる
  • 詐欺被害が高齢者に与える深刻な影響を認識できる
  • 高齢者を詐欺から守るための具体的な対策方法が分かる
  • 専門職が詐欺対策に取り組む上で活用できるリソースやサポートについて知ることができ

なぜ高齢者が詐欺の狙い目になるのか?

高齢者が詐欺の被害に遭いやすい背景には、いくつかの要因が存在します。

ここでは、高齢者が詐欺のターゲットになりやすい主な理由について詳しく解説します。

認知機能の低下と判断力の衰え

高齢者は加齢に伴い、認知機能の低下が見られることがあります。

記憶力や判断力の衰えにより、詐欺師の巧みな話術に騙されてしまうリスクが高まります。

「息子や孫を装った電話」「お金を用意すれば損害を回避できる」など、巧妙な手口で高齢者の心理的弱みにつけ込む詐欺師。一般的な判断基準では見抜くことが難しいケースも少なくありません。

社会的孤立と寂しさ

また、家族や友人との交流が減り、社会的に孤立しがちな高齢者は、詐欺師にとって格好のターゲットとなります。

日常的なコミュニケーションが少ない高齢者は、詐欺師の親身な態度や巧みな話術に心を許してしまいがちです。

「あなたの力になりたい」「一緒に解決しましょう」などと言葉巧みに近づき、高齢者の寂しさにつけ込む詐欺師の手口は非常に悪質です。

孤立を防ぎ、周囲とのつながりを維持することが詐欺対策に欠かせません。

情報リテラシーの不足とオンライン詐欺の増加

さらに、情報リテラシーの不足も、高齢者が詐欺被害に遭う要因の一つです。

インターネットやスマートフォンの普及に伴い、オンラインを介した詐欺が増加しています。

フィッシング詐欺やワンクリック詐欺など、巧妙化する手口に高齢者は翻弄されがちです。

リンク先の偽サイトで個人情報を入力してしまったり、心当たりのない請求に応じて多額のお金を支払ってしまったりするなど、高齢者を狙ったネット詐欺被害は後を絶ちません。

ITツールの使い方を学ぶ機会を設け、情報リテラシーの向上を図ることが重要と言えるでしょう。

豊富な資産と詐欺師の的

加えて、高齢者は長年にわたって蓄積した資産を持っていることが多いため、詐欺師にとって魅力的なターゲットとなっています。

年金や貯蓄、不動産など、高齢者の持つ資産は詐欺師の格好の的なのです。

「必ず儲かる投資話」「お得な土地の購入話」など、高齢者の資産を狙った巧妙な話術で近づく詐欺師は後を絶ちません。

「いい話には裏がある」という意識を持ち、慎重に判断することが大切です。

このように、高齢者は様々な要因から詐欺のターゲットになりやすい状況にあります。

認知機能の低下、社会的孤立、情報リテラシーの不足、豊富な資産といった特徴が、詐欺師に付け入る隙を与えてしまうのです。

高齢者を詐欺から守るためには、これらの要因を理解し、適切な対策を講じることが不可欠です。

高齢者を標的とする詐欺手口の全貌

高齢者を標的とする詐欺手口は多岐にわたります。

ここでは、代表的な手口である特殊詐欺、ネット詐欺、訪問販売と悪質商法について、その実態をみていきます。

【特殊詐欺】オレオレ詐欺、振り込め詐欺の手口

特殊詐欺の中でも、「オレオレ詐欺」と「振り込め詐欺」は高齢者を狙った代表的な手口です。

オレオレ詐欺では、犯人が子や孫を装って電話をかけ、「事故を起こした」「会社の金を使い込んだ」などと嘘の話を持ちかけます。

そして、弁護士を名乗る別の犯人が電話を代わり、示談金や保釈金などの名目で大金を要求します。

一方、振り込め詐欺では、警察官や金融機関の職員を装い、「キャッシュカードが不正に利用されている」などと電話をかけ、カードの暗証番号を聞き出そうとします。

犯人は巧みな話術で高齢者を信用させ、大金を騙し取るのです。

特殊詐欺の被害を防ぐためには、不審な電話に応じないことが大切です。

また、家族間で合言葉を決めておくなど、日頃から備えておくことも有効でしょう。

【ネット詐欺の罠】フィッシング詐欺と架空請求の実態

インターネットの発達に伴い、オンラインを介した詐欺も増加の一途をたどっています。

中でも、フィッシング詐欺と架空請求は、高齢者がよく引っかかる手口として知られています。

フィッシング詐欺では、金融機関やサービス提供者を装ったメールを送りつけ、個人情報の入力を促します。

リンク先の偽サイトで情報を入力してしまうと、犯人に個人情報を盗まれてしまうのです。

また、架空請求では、利用していないサービスの料金を請求するメールが届きます。

支払わないと法的措置をとると脅し、高齢者を恐怖に陥れ、お金を振り込ませようとします。

ネット詐欺を防ぐためには、不審なメールを開かないことが重要です。

また、URLをよく確認し、怪しいサイトにアクセスしないよう注意しましょう。

請求内容に覚えがない場合は、決して支払いに応じてはいけません。

【訪問販売と悪質商法】警戒すべき兆候

次に、訪問販売と悪質商法について見ていきましょう。

訪問販売員を装った犯人が高齢者宅を訪れ、不要な商品やサービスを強引に売りつけるケースが後を絶ちません。

特に、健康食品や浄水器、リフォーム工事などは、悪質商法の定番商品です。

犯人は過度に親しげな態度で高齢者に接近し、「特別価格」「今だけの限定商品」などと言って契約を迫ります。

契約内容が不明瞭であったり、威圧的な言動をとったりするのも、悪質商法の特徴です。

訪問販売の被害を防ぐには、むやみに自宅に入れないことが大切です。

また、契約書をよく読み、内容を理解してから署名するよう心がけましょう。

クーリングオフ制度を利用できる場合もあるので、トラブルにあったら消費生活センターに相談することをおすすめします。

以上、高齢者を狙う代表的な詐欺手口について解説してきました。

しかし、これらはほんの一部に過ぎません。

次章では、実際に起きた詐欺被害の事例を取り上げ、その影響の大きさを明らかにしていきます。

詐欺被害の実例とその影響

詐欺被害は、高齢者の生活に大きな影響を与えます。

ここでは、実際の被害事例を通じて、詐欺がもたらす深刻な影響について考えていきましょう。

実際の被害事例から学ぶ

2023年9月、長野県内に住む女性は、役場職員を名乗る男から「介護保険料の払戻金がある」という電話を受けました。電話の指示で金融機関のATMを操作した女性は、407万円を振り込んでしまい、その後詐欺だと気がついたのです。

【出典】みんなの介護

北海道では、70代の男性が、SNSで知り合った投資家を名乗る人物から株などの投資を勧められました。「この投資で儲かった」という感想を多く聞いた男性は信用してしまい、1,200万円を振り込んでしまう事件も発生しています。

【出典】みんなの介護

このように、詐欺被害は高齢者の大切な財産を奪うだけでなく、心身にも大きなダメージを与えます。

実際の被害事例から学び、詐欺の手口や対処法について知識を深めることが大切です。

詐欺による精神的・経済的影響

詐欺被害は経済的損失だけでなく、精神的な影響も深刻です。

被害者が大切な財産を失うと、自分が騙された原因は「自分の愚かさ」だと自責の念に悩まされることがあります。

更に、これが家族や周囲の人間関係を悪化させる可能性もあります。

また、詐欺被害を一人で抱え込んでしまう高齢者も少なくないです。

経済的な損失は高齢者の生活を直接的に打撃を与え、生活費を使って高額な商品を購入すると生活に支障をきたすことになります。

警察庁によると、令和4年における特殊詐欺の認知・検挙状況等についての調査を見ると、高齢者は特殊詐欺の被害の約86.6%を占めています。被害額は、高齢者に限定された情報はないものの、特殊詐欺全体の1件あたりの平均被害額は218.6万円となっています。

【参考】警視庁:令和4年における特殊詐欺の認知・検挙状況等について(確定値版)PDFファイル

これは、年金暮らしの高齢者にとって死活問題です。

生活苦に陥り、社会的に孤立してしまうケースも見られます。

このように、詐欺被害は高齢者の人生を根底から揺るがしかねない深刻な問題なのです。

詐欺による精神的・経済的影響の大きさを理解したところで、次章では、高齢者を詐欺から守るための具体的な対策について見ていきましょう。

被害を未然に防ぐために、私たちに何ができるのでしょうか。

実践!高齢者を詐欺から守るための対策

高齢者を詐欺から守るためには、予防策を講じることが何よりも重要です。

ここでは、情報教育、信頼関係の構築、技術的対策という3つの観点から、詐欺対策の実践的なポイントを解説します。

【情報教育】知っておくべき詐欺の手口

まずは、高齢者自身に詐欺の手口を知ってもらうことが大切です。

オレオレ詐欺、振り込め詐欺、フィッシング詐欺など、代表的な手口について、具体的な事例を交えながら説明しましょう。

その際、専門用語を避け、高齢者にとって分かりやすい言葉を選ぶことが重要です。

また、定期的に情報を更新し、新たな手口にも対応できるよう、常に最新の情報を提供することが求められます。

高齢者向けの詐欺防止講座を開催したり、わかりやすいパンフレットを配布したりするのも効果的でしょう。

地域の警察や消費生活センターと連携し、専門家による講演会を企画するのもおすすめです。

高齢者が詐欺の手口を正しく理解し、危険を察知できるようになることが、被害防止の第一歩となります。

【信頼関係の構築】効果的なコミュニケーション方法

次に、高齢者との信頼関係を築くことが詐欺対策の鍵を握ります。

詐欺被害に遭った高齢者の中には、「恥ずかしくて誰にも相談できない」「騙されたのは自分の責任だ」と感じている人が少なくありません。

そのため、高齢者の気持ちに寄り添い、共感的に話を聞くことが大切です。

一方的に情報を押し付けるのではなく、高齢者の不安や悩みに耳を傾け、理解を示すことが信頼関係の構築につながります。

また、家族や地域社会との連携を図ることも重要です。

日頃から高齢者とコミュニケーションを取り、変化に気づきやすい環境を作りましょう。

民生委員や地域包括支援センターなどと協力し、地域ぐるみで高齢者を見守る体制を整備することも有効です。

高齢者が周囲に相談しやすい雰囲気を作ることが、詐欺被害の早期発見・早期対応につながるのです。

【技術的対策】安全を守るためのツール

最後に、技術的な対策についても見ていきましょう。

迷惑電話防止機能付きの電話機や、振り込め詐欺防止アプリなど、詐欺対策に役立つツールが数多く開発されています。

高齢者の生活スタイルや能力に合わせて、使いやすく効果的なものを選ぶことが肝要です。

例えば、迷惑電話防止機能付きの電話機は、あらかじめ登録した電話番号以外からの着信を自動的に拒否してくれます。

操作が簡単で、高齢者でも扱いやすいものを選びましょう。

また、インターネットを利用する高齢者には、セキュリティソフトの導入が欠かせません。ワンクリックで簡単に設定できるものがおすすめです。

詐欺被害を防ぐための有効なツールをいくつかご紹介します。

迷惑電話防止機能付き電話機

迷惑電話や不審な電話からの着信を検知し、自動で対応する電話機が多数販売されています。

  • シャープの「JD-AT96」シリーズ 着信時に相手の名前を確認するメッセージを流し、通話内容を録音できます。ボイスチェンジ機能で声を変えて応対も可能です。

パソコンソフト

スマートフォンアプリ

スマートフォンにインストールして使える詐欺対策アプリも便利です。

  • 「Whoscall」 16億件以上の電話番号データベースから発信者情報を表示。迷惑電話の自動ブロックや、フィッシング詐欺サイトの検知が可能です。
  • 「電話帳ナビ」 ユーザーから集めた「迷惑電話度」を表示し、応答が必要な電話かを判断できます。
  • 「D4Cai Voice」 AIが通話内容を分析し、特殊詐欺の疑いがある場合に家族に通知するサービスです。

このように、さまざまな詐欺対策ツールが提供されています。自分に合ったものを上手に活用して、被害に遭わないよう注意が必要です。

以上、情報教育、信頼関係の構築、技術的対策という3つの観点から、高齢者を詐欺から守るための実践的な対策について解説してきました。

専門職のためのリソースとサポート

高齢者を詐欺から守るためには、専門職の果たす役割が非常に大きいといえます。

しかし、専門職だけでは限界があるのも事実です。

ここでは、専門職を支援するためのリソースとサポートについて、3つの観点から解説していきます。

詐欺対策研修とワークショップ

まず、専門職自身が詐欺対策について学ぶ機会を持つことが重要です。

詐欺の手口は日々進化しており、常に最新の情報を入手し、知識をアップデートしていく必要があります。

警察や消費生活センターが主催する研修やワークショップに積極的に参加し、実践的なスキルを身につけましょう。

また、他の専門職との情報交換も欠かせません。

ケアマネージャー、社会福祉士、民生委員など、高齢者支援に関わる様々な専門職が集まる勉強会や交流会に参加することで、それぞれの現場で得た知見を共有し、より効果的な対策を探ることができるでしょう。

多職種連携を推進し、互いの強みを活かし合うことが求められます。

【支援機関との連携】強力なネットワーク構築

次に、警察、消費生活センター、法律相談所など、詐欺対策に関わる支援機関とのネットワーク構築が重要です。

これらの機関は、詐欺の予防や被害者支援に関する専門的な知識とリソースを持っています。

日頃から連絡を取り合い、顔の見える関係を築いておくことで、いざという時に迅速かつ適切な対応を取ることができます。

例えば、詐欺の疑いがある事例に遭遇した際、すぐに警察に相談できる体制を整えておくことが大切です。

また、被害者の法的支援や精神的ケアが必要な場合は、弁護士会や心理カウンセラーと連携することで、より手厚いサポートを提供できるでしょう。

支援機関との強力なネットワークは、専門職の心強い味方となります。

被害対応のステップバイステップガイド

最後に、詐欺被害が発生した場合の対応についても触れておきましょう。被害の発覚から回復までの道のりは長く、専門職にとって大きな負担となります。

そこで、被害対応のステップバイステップガイドを用意しておくことをおすすめします。

ガイドには、被害の確認方法、警察への通報手順、被害者への説明事項、関係機関への連絡方法など、対応に必要な情報を盛り込みます。

また、被害者の心理状態に配慮した対応の仕方や、二次被害を防ぐためのアドバイスも記載しておくと良いでしょう。

緊急時に冷静に対応できるよう、ガイドを定期的に見直し、適宜更新することが大切です。

以上、専門職を支援するためのリソースとサポートについて解説してきました。

専門職一人一人の力量を高めると同時に、多職種連携や支援機関との協働を進めることが、高齢者の詐欺被害防止につながるのです。

本記事では、高齢者を狙う詐欺の実態と、その対策について詳しく解説してきました。

高齢者は、認知機能の低下や社会的孤立、情報リテラシーの不足などにより、詐欺のターゲットになりやすい傾向にあります。

特殊詐欺、ネット詐欺、悪質商法など、様々な手口が横行しており、被害は後を絶ちません。

詐欺被害は、高齢者の財産を奪うだけでなく、心身に深刻なダメージを与えます。

こうした状況を踏まえ、高齢者を詐欺から守るためには、予防策を講じることが何よりも重要です。

情報教育により高齢者に詐欺の手口を知ってもらうこと、信頼関係の構築により高齢者が相談しやすい環境を作ること、技術的対策により安全を確保すること。

これらを組み合わせた多角的なアプローチが求められます。

また、専門職の果たす役割も非常に大きいと言えます。

ケアマネージャーや社会福祉士、民生委員など、高齢者支援に関わる専門職は、詐欺対策の最前線に立つ存在です。

専門職自身のスキルアップを図ると同時に、多職種連携や支援機関との協働を進めることが肝要です。

詐欺対策の重要性を再確認

改めて、高齢者を詐欺から守ることの重要性を再確認しておきましょう。

高齢者は、長年社会に貢献してきた大切な存在です。

その尊厳を守り、安心して暮らせる社会を作ることは、私たち全員の責務だと言えます。

一人一人が詐欺対策の重要性を認識し、できることから始めていくことが大切です。

実践可能なアクションプラン

最後に、実践可能なアクションプランを提示して終わりたいと思います。

  1. 高齢者とのコミュニケーションを大切にする
    日頃から高齢者との会話を心がけ、変化に気づきやすい関係性を築きましょう。
  2. 詐欺の手口を知る
    警察や消費生活センターが発信する情報を収集し、詐欺の手口を理解しておきましょう。
  3. 地域の見守り活動に参加する
    地域の見守りネットワークに加わり、高齢者の異変に早期に気づける体制を作りましょう。
  4. 詐欺被害を疑ったら迷わず相談する
    少しでも詐欺の疑いがある場合は、速やかに警察や消費生活センターに相談しましょう。

私たち一人一人が、高齢者を詐欺から守るという強い意志を持ち、行動することが何より重要です。

本記事が、そのための一助となれば幸いです。

高齢者が安心して暮らせる社会を目指して、今日から一歩を踏み出してみませんか。

よくある質問

Q1. 詐欺の被害に遭ったかもしれません。どこに相談すれば良いですか?

A1. 詐欺の被害に遭った、または疑わしい場合は、まず警察に相談することをおすすめします。110番に電話するか、最寄りの警察署に連絡しましょう。また、消費者庁:消費者ホットライン(188番)も全国共通の消費生活相談窓口として、詐欺被害に関する相談を受け付けています。

Q2. 法的なアドバイスが必要な場合は、どこに相談すれば良いですか?

A2. 法的なアドバイスが必要な場合は、法テラス(日本司法支援センター)に相談することをおすすめします。法テラスでは、無料の法律相談を受けられます。また、弁護士会の「ひまわりお悩み110番」でも、法律に関する相談を受け付けています。

Q3. 高齢者の総合的な相談窓口はありますか?

A3. 高齢者の総合的な相談窓口としては、各自治体が設置している高齢者安心相談センターや地域包括支援センターがあります。これらの窓口では、高齢者の生活全般に関する相談に応じてくれます。詐欺被害に限らず、幅広い相談が可能です。

Q4. 成年後見制度について知りたいのですが、どこに相談すれば良いですか?

A4. 成年後見制度に関する相談は、各都道府県・市区町村の社会福祉協議会や成年後見センター・リーガルサポートで受け付けています。これらの機関では、成年後見制度の利用方法や手続きについて、詳しく説明してくれます。

Q5. 詐欺の手口について詳しく知りたいです。情報を得るには、どうすれば良いですか?

A5. 詐欺の手口に関する情報は、警視庁SOS47がわかりやすいです。最新の手口や注意喚起情報を入手できます。また、地域の警察署や消費生活センターが開催する啓発イベントや講座に参加するのも良い方法です。

Q6. 高齢の親が詐欺に遭わないか心配です。家族ができる対策はありますか?

A6. 高齢の親が詐欺に遭わないようにするためには、日頃からコミュニケーションを大切にし、変化に気づきやすい関係性を築くことが重要です。また、詐欺の手口について家族で話し合い、注意点を共有しておくことをおすすめします。不審な電話やメールがあった場合は、一人で判断せず、家族に相談するよう伝えておきましょう。

詐欺対策には、本人だけでなく、家族や高齢者と関わる支援者の協力が欠かせません。普段から連絡先を控えておき、いざという時に速やかに相談できる体制を整えておくことが大切です。

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