老朽化した実家が心の重荷⁉「実家じまい」に着手しよう

人と同じように、家も年を重ねます。最近は、老朽化した実家を心配する方も多く「実家じまい」というワードもよく聞かれるようになりました。

そこでこの記事では、「実家じまい」を思い立ったら押さえておきたい5つのステップをお伝えします。

「空き家になった実家の管理が負担」「老朽化した実家で暮らす親が心配」という方は、ぜひ参考にしてください。


実家じまいは、心を整理するチャンス

長年の思い出が詰まった実家を整理することは、決して簡単なことではありません。ただこれは、新たな一歩でもあるのです。

実家じまいは、物理的な整理だけでなく、心の整理も必要とします。思い出のつまったモノを整理することは、過去の自分と向き合い、今の自分を見つめ直す機会にもなります。

また実家じまいには、家族とのコミュニケーションも欠かせません。きょうだいや両親と協力し合いながら、過去の思い出を共有し、未来に向けての方針を話し合うきっかけにもなるでしょう。


片づけから売却まで5つのポイントを紹介

ではここからは、実際に実家じまいを行う際のポイントをご紹介します。

モノも増え、老朽化した家を片づけるのは、時間も労力も必要です。

計画的に進めていきましょう。


Point1:まずは不要品の整理と片づけ

最初に着手するのが、実家のモノの整理です。古い家具、不要な衣類、壊れたものなどを整理し、必要なものだけを残します。この段階で、使わないものはきちんと処分しましょう。家の中をスッキリとしたすることが、実家じまいの第一歩です。


Point2:修繕とリフォームが有効なことも

老朽化した家の場合、修繕やリフォームが必要なこともあるでしょう。壁や床の補修、水漏れや電気の配線の修理など、必要な修繕を行うことで買い手を引き付け、売却価格が向上する可能性もあります。


Point3:市場価格を把握しながら、査定と価格設定を

次に、不動産会社や専門家に家の査定を依頼しましょう。現在の市場価値を把握し、適切な価格設定を行うことが重要です。過大評価や過小評価は、売却プロセスを遅らせる原因となりますので、注意が必要です。


Point4:買い手の目線に立って、家を整える

家の内外を清潔に保ち、見た目を整えることで、買い手にとっても魅力的な家になります。庭や外壁の手入れ、室内の掃除や整頓なども有効です。


Point5:契約の締結と手続きは専門家の目線も必要

買い手との交渉が進み、条件が合意されれば、売却契約を締結します。不動産の売却手続きは法的な手続きや書類作成が必要なため、専門家のアドバイスや支援を受けることが重要です。しっかりと契約内容を確認し、手続きを進めていきましょう。


思い切って、最初のステップを踏み出そう

ただ、実家じまいは順調に行かないのが、多くの方の実情です。ほとんどの場合、実家には数十年分の思い出が詰まっています。子供の頃の写真や学校の成績表、大切な手紙やプレゼントなど、数え切れないほどの品々があるでしょう。捨てるべきか保管するべきか迷うものがたくさんあります。選択肢を考えるだけでも頭が混乱しますが、一つ一つ丁寧に向き合い、必要なものと不要なものを見極めていくことが大切です。これらを整理することは、過去の自分と向き合い、今の自分を見つめ直す機会になるでしょう。

実家じまいに着手することは、新たな始まりでもあります。過去の束縛から解放され、未来へのステップを踏み出すことで、新しい可能性が広がることを願っています。


まとめ

実家の片づけと売却は、手間や労力が必要な作業ですが、しっかりと準備をして進めれば、スムーズに進めることができるでしょう。そして、新たな一歩を踏み出すことで、未来への可能性が広がると思います。

株式会社昇永では、暮らしの中のお困りごとから、不動産に関することまで、シニアの皆さまをお手伝いするサービスを行っています。今の暮らしに不便を感じていたり、今後の生活に不安を抱えている場合は、ぜひご相談ください。心に寄り添うサービスで、シニアの皆さまのお困りごとをサポートいたします。



知って得するブログ配信中!
👇から友だち登録お願いします!

友だち追加